ビッグバンの話


丈夫で
抜いてあげないと
すぐに漲るそれに



よくみえない日に


ぼんぼりの浮島なんて
どうして覚えられたの





どれもそぐわない春に



滲まないのがわたしで
滲む火に焦がれていて
滲む視界を愛していて   、
パノラマの屋根は全然滲んでなかった 気がついた

それで今霧散する季節を息を止めて待っている
その先が永遠みたいな湯の中でも